アロナの傘はショットガン?設定画の傘銃を読む
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ブルーアーカイブの案内役としておなじみのアロナ。普段はタブレット端末の中から先生をサポートしてくれる存在ですが、よく見ると、彼女は少し変わった傘を持っています。
アロナの傘はショットガン?
アロナの傘が銃になっている、という設定は、公式資料集『オフィシャルアートワークス vol.1』にあります。アロナの設定画の項目(275ページ)に、「傘+ショットガン」という明確な記載が存在します。ただし、ゲーム内の傘とは若干デザインが変わっているようです。
ショットガンとしてみると
アロナの傘を、ショットガンとしてみた場合の特徴をまとめてみました。
1. 立ち絵ではかなりコンパクト
アロナの身長は138cm(アニメ設定)らしいので、これをもとに計算。立ち絵からざっくり比率を出すと、約69cmといったところ。ショットガンとしてみると、かなり短いサイズです。(※オフィシャルアートワークスの設定画はもう少し大きい)
2. 銃身はかなり細め
ショットガンとしてはかなり細身で、実銃らしい重量感はあまり感じません。一般的な12ゲージ弾はまず入らないでしょう。
3. マガジンは見当たらない
マガジン(弾倉)や排莢口、装填用の機構が一切見当たりません。もし本当に撃てるとしたら、単発式か、内部に特殊な給弾機構があると考えるしかなさそうです。
4. ストックは直銃床タイプ
グリップから後ろの形状は、普通のショットガンとしては珍しい「直銃床(ストレートストック)」に近いデザインです。射撃時の反動を直線的に肩へ逃がす、近代的なアサルトライフルや、軍用ショットガンに近いデザインですね。
5. 先端のフロントサイト
先端には狙いをつけるサイトがありますが、照準として機能しているかは疑問。当然、傘を開いたら前は見えないでしょう。
6. トリガーはむき出し
立ち絵では見えませんが、設定資料集だとトリガーらしきパーツはむき出しです。本当にトリガーだとすると、安全面はかなり不安です。トリガーではなく、傘を開くスイッチの可能性もあります。
ここまでを見ると、ショットガンとして機能するのかかなり怪しいデザインです。
タブレット端末内にいるデジタル(?)な存在なので、現実のショットガンには当てはめるのは無理があるのかも。
ただし、撃っている描写はある
アロナの傘は「本当に撃てるの?」とツッコミたくなるデザインです。しかし、『オフィシャルアートワークス vol.1』の隅には、アロナがこの傘銃を撃っている小さな2コマ漫画も掲載されています。
内容は、タブレット内でアロナが大人向けなデータを見つけ、傘銃で撃って破壊する、というもの。やめてください・・・
かなり崩したデフォルメ絵ではありますが、少なくとも公式資料内では、アロナの傘が 「撃てる武器」 として扱われているようですね。しかも面白いことに、この漫画では傘を開いた状態で撃っています。
普通に考えると、傘を開いたら前が見えず、照準もかなり難しそうですが...
プラナの傘は?
黒い傘を持つプラナですが、単純な色違いではなくデザインに差異があります。
1. 傘の全長
アロナの傘と比べると、少し大きいようです。プラナの身長は公表されていない(?)ようですが、アロナと同じ138cmだとすると、傘は約82cmといったところ。
2. トリガーはない
アロナの傘にあったような、持ち手部分のむき出しのトリガーらしきパーツが見当たりません。(そもそも銃ではないのかも?)
3. ストックとフロントサイト
ストックとフロントサイトはアロナとほぼ同じデザインです。
プラナの傘はアロナのものよりもさらにトリガーが排され、一見すると「銃」としての主張が控えめになっています。ストーリー最終章では、傘を開いたイベントスチルはありましたが、銃として利用している描写はいまのところ無さそうです。
今後の公式資料集で、プラナちゃん側の設定画や詳細な解説が掲載されることを期待しましょう。
現実にもあった「傘の武器」
フィクションでは、傘に銃を仕込んだ武器はわりと見かけます。一見すると上品な小物なのに、実は武器として使える。フィクションではおなじみ(?)のロマン武器ですね。
そして現実にも、かなり有名な「傘を使った武器」があります。それが、通称ブルガリア傘です。
銃というより「音のない暗器」
ブルガリア傘は、空気圧で先端から弾を撃ちだす、構造上は銃に近い道具。ですが、これは銃撃戦用の武器ではありません。
空気圧で猛毒(リシン)入りの小さな弾を静かに撃ち込む、暗殺用の道具。至近距離で「チクリ」と刺すように使う道具だったわけですね。
撃ちだされる弾は、直径わずか1.5mmほどのプラチナ合金製。BB弾よりはるかに小さい弾なので、あくまでも「銃」として考えた場合、威力はお察しでしょう。
アメリカ・ワシントンD.C.のInternational Spy Museumには、ブルガリア傘のレプリカが展示されています。
白昼のバス停で起きた暗殺事件
想像してみてください。
バス停で、いつも通りバスが来るのを待っています。そこに、傘を持った男が通りかかり、すれ違いざまに傘が脚に触れ、虫に刺されたような痛みが走ります。男は 「失礼しました」 と軽く謝罪し、タクシーに乗って去っていく。
傍から見ると、街中で「傘がちょっと当たってしまっただけ」の、何気ない日常の一コマですよね。
しかし、その後、体調が急変。数日後には命を落としてしまいます。
これが、1978年のロンドンで起きたジョルジ・マルコフ事件として知られる暗殺事件です。
傘に偽装した暗器で、日常に紛れて音もなく毒を撃ちこむ。スパイ映画さながらの恐ろしい事件が、現実でも起こっていたわけですね。
補足:実弾を撃てる傘銃もあった?
ここで少しややこしいのが、歴史上にはブルガリア傘とは別に、実弾を発射できる傘型武器の実例もあるとされる点です。傘の内部に銃を仕込んだものや、杖銃(ケーンガン)に近い発想の変わり種武器ですね。ただし、個人の特注品や試作の域を出ないものが多く、資料が極めて少ないため、一般的な知名度も高くありません。
まとめ アロナの傘は、いつか本編で火を噴くのか?
現実の傘武器を見てきましたが、アロナの傘に話を戻しましょう。公式設定画の「傘+ショットガン」というロマン溢れるアイデアから生まれたアロナの傘。ただし、ショットガンとしてみてみると、本当に撃てるのか怪しい作りです。
本編の戦闘で、アロナがこの傘を構える日が来るのか。それとも、最後までただの物騒なデザイン案のままなのか。
ガチャの爆死をアロナのせいにしている先生は、念のため気をつけた方がいいかもしれません。
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