クルミの光る盾は何のため?現実のシールド用ライトを解説
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ブルーアーカイブのクルミが持つ、前面が発光する大型シールド。(おそらく元ネタは某タクティカルゲームのブリッツでしょうが)現実の似たような装備に関して深掘りしてみます。
実は、防弾シールドに強力なライトを搭載する運用は、法執行機関(SWATなど)において非常にスタンダードな戦術です。今回は、その基本用途と「ただ明るいだけではない」ポイント、そしてクルミの装備がどこまで現実寄りに見えるかを整理していきます。
まず、光る盾は何のためにある?
ゲームだと「まぶしい盾」という印象が強いですが、最も重要な役割は、単純明快に「暗所を照らすこと」です。
屋内への突入時、犯人が電気を遮断して潜伏しているケースは少なくありません。盾を持つと片手が塞がってしまうため、盾そのものに強力な光源を固定することで、「防御」と「視認性の確保」を同時に行うのが近代タクティカルスタイルの基本です。
「光の壁」で相手を無力化する
ただし、こうしたライトは周囲を照らすだけではありません。
クルミのスキルのように、強い光を相手の正面に浴びせれば、それだけでもかなりの脅威です。さらに実在の装備では、ストロボ(高速点滅)で、相手の視界だけでなく判断力まで奪うという、より攻撃的な運用も想定されています。
「チカチカするだけでそんなに違うの?」と思うかもしれませんが、実はこれが想像以上に効果があります。
フリッカーめまい(フリッカー・バーディゴ)
人間は、特定の周波数で点滅する光を見続けることで、吐き気やめまい、極度の不快感を覚えることがあります。これが、いわゆる「フリッカーめまい」と呼ばれる現象です。
日常でも、車での移動中に「街路樹の隙間から漏れる日光」を連続して浴びた際、気分が悪くなることがありますが、あれの超強力版だと思えば分かりやすいかもしれません。
もちろん感じ方には個人差がありますが、強い点滅光は、それだけで不快感や混乱を招きうる要素になります。
ストロボ効果
もうひとつ厄介なのが、動いているものの見え方が不自然になることです。
暗闇の中で点滅光を浴びせられると、相手からはこちらの動きが「コマ送り」のようにカクカクして見えたり、距離感がバグったりします。ゲームで言えば、パケットロスが起きて敵が瞬間移動しているような感覚に近いかもしれません。
つまり、ストロボ光は相手に対して
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物理的な眩しさ(視界奪取)
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生理的な不快感(精神的デバフ)
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認知の混乱(コマ送り)
という3重のデバフがかかります。「ただの懐中電灯」とは、かなり別物です。
白い壁や鏡が多い閉所では、光が反射して自分たちまで「フリッカーめまい」を起こすリスクがあるため、使いどころにはプロの判断が求められます。
配線を見ると、後付けライトっぽくも見える
クルミのシールドをよく見ると、持ち手側から表面へ外部配線が伸びているのがわかります。
この描写が意図通りなら、完全な内蔵型というより、後付けのライトユニットを載せている構成にも見えます。「支給品を自分なりにカスタムした」のか……妄想が捗る細かいディティールですね。現実の装着方法を意識した、スタッフの細かいこだわりが見えるポイントです。
まとめ
ここまで見てきたように、現実の「光る盾」は、眩しさや点滅による心理的・生理的なデバフを狙った、いわば「嫌がらせの極致」のような装備です。
対して、クルミのシールドに見られる18灯のユニットは、(モチーフとされるブリッツの盾のように)より瞬間的な爆発力を持った「フラッシュバン」に近い演出になっています。
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現実: ライトで「点滅」させて、じわじわ脳をバグらせる。
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ゲーム: フラッシュで「爆光」を放ち、一撃でスタンさせる。
現実のライト戦術もエグいですが、やはりゲームとしては地味すぎるので、「フラッシュバン」的な表現のほうが正解ですね。
……まあ、そんな物々しい装備を抱えながら、への字口で一生懸命頑張っているクルミが最高に可愛いんですけどね。
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