ノゾミとヒカリの銃は高級リボルバー?MR73と戦闘モーションを解説
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ブルーアーカイブ、ハイランダー鉄道学園の双子、ノゾミとヒカリ。
今回は、二人の武器のモチーフとして有力なマニューリンMR73と、豪快な戦闘モーション、そして可愛いスキルモーションについて深掘りしていきます。
マニューリンMR73とは?
ノゾミとヒカリの銃は、フランス製の高級リボルバーマニューリンMR73がモチーフとして有力。コルト・パイソンやS&W製リボルバーと比べると、ゲームや映画で見かける機会が少なく、日本での一般知名度は低めですね。
MR73は、フランス国家憲兵隊や警察・軍の特殊部隊向けに開発されたリボルバーです。強力な.357マグナム弾に対応し、高い命中精度と耐久性で知られています。
さまざまなバリエーションがあり、中には8インチ銃身にスコープとバイポッドを装着した狙撃仕様も、少数運用されていました。
MR73はなぜ高い?
マニューリンMR73は、高品質な鋼材、高精度な機械加工、厳しい検査に加え、最後は熟練した職人が一丁ずつ組み立てと調整を行います。こうした理由から、結果として非常に高価なリボルバーになっています。
この製造工程は、Forgotten WeaponsのYoutubeで公開されています。
2026年7月時点の米国ベレッタ公式サイトでは、MR73 Gendarmerie 4インチモデルが3,899ドル。同じ.357マグナム対応の定番リボルバー、S&W Model 686 Plus 4インチは、公式価格1,039ドル。さらに、高級リボルバーとして有名なコルト・パイソン4.25インチでも1,699ドル。
日本円へ単純換算するとこんな感じ。
| モデル | 米国公式サイト掲載価格 | 日本円換算 |
|---|---|---|
| S&W Model 686 Plus 4インチ | 1,039ドル | 約17万円 |
| コルト・パイソン 4.25インチ | 1,699ドル | 約28万円 |
| マニューリンMR73 Gendarmerie 4インチ | 3,899ドル | 約63万円 |
※2026年7月時点の米国公式サイト掲載価格。日本円は1ドル=約162円で単純換算。実売価格、税金、輸送費、地域によって異なります。
もちろん、ゲーム内でヒカリ、ノゾミが持っているのは実物ではないので、価格もこの通りではないでしょう。でも、ハイランダー鉄道学園の幹部であることから、高級武器を持っていても説得力がありますね。
ノゾミとヒカリの銃はGendarmerie系か?
マニューリンMR73には、コルト・パイソンの穴付きリブのような、一目で判別できる強い特徴はありません。ただし、ヒカリとノゾミのゲーム内モデルを見ると、


- 銃身下部のふくらみ
- 照準器の形状
- グリップ中央の固定ネジ
など、MR73 Gendarmerie系を思わせる要素が確認できます。
これらは他のリボルバーにも見られるため、単独では決め手になりませんが、複数の特徴を組み合わせるとマニューリンMR73に近い印象です。ただし、ゲーム内のSDモデルはデフォルメされているため、銃身長や細かな派生型までは断定できませんね。
ちなみに、同じMR73風リボルバーでも、固有武器名はそれぞれ異なります。
ノゾミの「デッドリースイッチ」は、運転士が操作不能になった際に列車を停止させるデッドマン装置を連想させる名前です。デッドリー(致命的な)になっているのが物騒ですね。
ヒカリの「チケット・パンチ」は、そのまま乗車券へ穴を開けるハサミのことですね。銃で穴をあけるの???
かっこいいけど、実銃では避けたいスナップロード
戦闘アクションで気になるところは、リロードの仕方。弾薬を入れたあと、銃を振った勢いでシリンダー(弾薬を入れる部分)を閉じる動作です。


映画やアニメでもよく見かける、見栄えのよいリロードですね。このような動作は、日本ではスナップロードやスナップローディングなどと呼ばれることがあります。
しかし、実銃では避けた方がよい操作です。


スイングアウト式リボルバーのシリンダーは、クレーン(ヨーク)と呼ばれる細いアーム状の部品に支えられています。(スイングアウト式は、リロード時にシリンダーが横に振り出す方式)重いシリンダーを勢いよく振って閉じると、この部分やロック機構に負担がかかります。
一度で必ず壊れるわけではありませんが、繰り返すと部品がゆがみ、位置ずれや作動不良の原因になります。そのため、実銃では手で支えながら、静かに閉じるのが基本です。
Rugerの取扱説明書でも、シリンダーを振って開閉しないよう注意されています。
高級なリボルバーを雑に扱う、ヒカリ、ノゾミのキャラクター性が反映されているモーションですね。
ちなみに、通常攻撃は二人とも左手で銃を構え、ほぼ同じモーション。リロードには少し違いがありますが、射撃時の動きは双子らしく共通しているようですね。


ノーマルスキルは鉄道員らしい
ここまでは銃を使ったアクションでしたが、ノーマルスキルではそれぞれ違う鉄道員らしい動作を見せます。
ノゾミは笛を吹きながら、手で大きな丸を描く
ノゾミは笛を吹きながら、片腕をぐるぐると回し、手で大きな丸を描きます。


この動作は、鉄道の現場で使われるドア閉め合図が近いでしょうか。ただ、ノゾミの謎のステップは意図が不明。でもかわいい。
鉄道の合図は、会社や路線、担当業務によって方法や意味が異なります。手で丸を描けば、すべての鉄道会社で必ず同じ意味になるわけではありません。
ヒカリは赤と緑の手旗を使う
ヒカリは左手の赤い旗を掲げたあと、それを下ろし、右手の緑の旗を振ります。


鉄道業務で使われる手旗は、フライ旗(き)とも呼ばれます。
ヒカリは、赤を掲げた後、緑を振る動作。停止状態から列車を動かすための合図が近いでしょうか。かわいい。
運転担当なのに、自分で合図も出す?
ここで少し面白いのがノゾミ、ヒカリは、基本的に運転専門だということ。(少なくともイベント『ハイランダー鉄道爆走事件』では)
つまりノーマルスキルでは、運転する側のノゾミ、ヒカリが、駅員のような合図まで自分で出していることになってしまいますね。ハイランダー鉄道学園では、一人の生徒が複数の業務を担当することもあるのでしょうか。
EXスキルは豪快なノゾミ、細かいヒカリ
EXスキルでは、二人の性格の違いがさらに際立っています。
ノゾミは列車を呼び出して突撃
ノゾミのEXスキルは、列車を呼び出し、そのまま敵へ突撃させる豪快な攻撃です。どことなく、『勇者特急マイトガイン』のロコモライザーを彷彿とさせるデザイン



鉄道学園の生徒らしい(?)攻撃ではありますが、やっていることはほとんど列車事故。リアルに考えると、1回あたりのコストがとんでもないことになりそうです。
ヒカリは乗車券をウサギ型に穴あけ
一方、ヒカリは乗車券へチケットパンチを何度も入れます。そして、待たされる乗客たちはイライラMAX。


穴あけしたチケットをドヤ顔で見せつけてくるのがかわいいですね。
まとめ:高級武器なのに扱いは豪快
ヒカリとノゾミの武器は、高精度・高耐久で知られ、価格も高いマニューリンMR73がモチーフとして有力。しかし、二人はその高級リボルバーを、現実では非推奨のスナップロードで扱っています。
一方、スキルでは、ドア閉め合図、フライ旗、列車、チケットパンチと、鉄道員らしい要素が細かく盛り込まれています。
高級な武器を持っているのに、扱い方は二人そろって少し雑。それでいて、本職の鉄道モーションには妙にこだわりがあるのが面白いところです。
そんなアンバランスさも、元気で大胆なハイランダーの双子らしさなのかもしれません。
動画では、通常攻撃やリロードを含む二人のモーションを、実際の動きで紹介しています。なによりモーションが可愛いので、興味があればぜひ。
参考資料
- Chapuis Armes「Manurhin MR73 revolvers」
- Beretta USA「Manurhin Revolvers」
- Smith & Wesson「Model 686 Plus 4-inch Barrel」
- Colt「Blued Python」
- Sturm, Ruger & Co.「GP100 Instruction Manual」
- Forgotten Weapons「A Tour of Chapuis Armes: Home of the MR-73 Revolver」
- Forgotten Weapons「GIGN’s MR73 Sniper Revolver in .357 Magnum」
- 日本民営鉄道協会「鉄道用語事典:信号」
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